グラン マルニエ杯コンクール

Trophée Grand Marnier

このコンクールは社団法人日本洋菓子協会連合会と、洋菓子素材として定番のフランス伝統の名酒“グラン マルニエ”輸入代理店のドーバー洋酒貿易株式会社・CAMPARI JAPAN株式会社が実施するもので、〈グラン マルニエ コルドンルージュ〉または〈グラン マルニエ エキストラクト〉を使用した作品の味覚、バランス、独創性の審査をするというものです。

優勝者にはフランス研修旅行にご招待し、グラン マルニエ社のシャトー・工場見学やパリに訪れ、フランスの文化そのものに触れる機会が与えられます。本コンクールは、洋菓子業界の将来を担う若手製菓技術者の技術の研鑽と向上、新たな活躍の機会を創出し、洋菓子業界の永続的発展に寄与することを目的としています。

一般社団法人
日本洋菓子協会連合会 主催 第6回グラン マルニエ杯コンクール
決勝大会

2026年7月8日、ドーバー洋酒貿易アネックスにて第6回グラン マルニエ杯コンクール決勝大会が開催されました。

多くの応募者の中から書類審査を経て決勝大会に進んだのは(五十音順)、荒川 龍之助さん(パティスリーエチエンヌ) 、佐藤 駿さん(株式会社チョコレートタイムズ)、堀井 勉さん(Grand Chainon) 、松井 誠治さん(洋菓子マウンテン)、渡部 月乃さん(マテリエル)の5名です。

アントルメと焼き菓子を3時間という制限内で作り、美味しさ、洋酒と素材のバランス、表現力に合わせ、作業に対する評価もあり、総合得点で順位を決定します。
厳正なる審査にあたってくださったのは、永井紀之・審査委員長をはじめ、山本光二・審査副委員長、丸山正勝・審査委員、植﨑義明・審査委員、鈴木貴信・審査委員の5名です。実技審査では、緊張感漂う中でも選手同士コミュニケーションを取って協力する場面もありました。
すべての選手が無事に全行程を終え、迎えた表彰式において永井審査委員長からは「一つ一つのパーツは美味しく仕上がっていましたが、全体のお菓子としてのバランスをもっと意識して欲しいと感じました。自分の求めている味を明確にイメージし、そこから必要な要素を組み立てていくことで、まとまりのある作品に繋がります。作業はよく訓練されていて、器具の使い方もとても上手でした。これからも努力して美味しいお菓子が作れるように頑張ってください。」と講評がありました。弊社社長からは「第6回大会が無事開催できたことに感謝申し上げます。今後も審査方法や大会運営の改善を重ね、業界の発展に貢献できる大会を目指して参ります。」と挨拶がありました。

激戦の末、荒川 龍之助さん(パティスリーエチエンヌ)が見事優勝を果たしました。 表彰式では、弊社社長より賞状とフランス招待の目録が贈呈されました。受賞後、荒川さんは「信じられない気持ちです。今までなかなか結果が出せなかった中、信じてやらせてくれたシェフに感謝しています。これからもいろいろなコンクールに挑戦して結果を残していきたいです。」と涙ながらに喜びを語りました。
その後のインタビューでは、作業中から美味しそうに感じさせる見せ方やアントルメの味のまとまりを評価していただけたと話してくれました。また、これまで優勝者のいないサバランに挑戦したことや、ロゴに頼らない仕上げにもこだわったそうです。「今はまだスタート地点だと思っています。今後もいろいろなことに挑戦していきたいですが、まずは支えてくれたシェフや家族、スタッフに仕事を通して恩返ししたいです。」
優勝の喜びとともに、支えてくれた方々への感謝、そして次なる挑戦への思いが伝わるインタビューとなりました。

過去の優勝作品