ルクサルド・グラン・プレミオ

LUXARDO GRAN PREMIO

このコンクールは社団法人日本洋菓子協会連合会と、“マラスキーノ”で有名なイタリアのリキュールメーカー ルクサルド社、日本輸入元のドーバー洋酒貿易株式会社が実施するもので、ルクサルド社製品を使用した作品を出品していただき、味覚、プレゼンテーション(芸術性)の審査をし、 その優勝者を明年1月上旬イタリア・リミニ市(RIMINI)で開催される シージェップ SIGEP (SALONE INTERNAZIONALE DELLA GELATERIA, PASTICCERIA E PANIFICAZIONE ARTIGIANALI 国際冷菓製菓展示会)にご招待するというものです。

優勝者にはイタリア招待の他に、ゴールドメダルの授与と作品を披露する機会が与えられます。(ただし、シージェップ会場で自由なデモンストレーションを行うか否かは本人の自由意志によります) これによって、 日本の若い製菓技術者にイタリアの文化とその芸術性に触れていただき、イタリアの洋菓子界との友好と親善を深めて、 両国の洋菓子業界の発展に寄与していただこうというものです。
また、将来の優勝者も含め多くのパティシエのご希望により、優勝者帰国後にドーバーの東京、大阪の講習会場にて、日本洋菓子協会連合会の主催による「優勝作品発表会」を開催します。優勝作品のご披露と共にご苦労談や訪伊のご感想を頂くなど、自由でオープンな交流の場になれば幸いです。

一般社団法人
日本洋菓子協会連合会 主催
第25回 ルクサルド・グラン・プレミオ
決勝大会

2018年9月5日、各地で猛威を振るった台風が接近する中、ドーバー洋酒貿易アネックスにおいて第25回ルクサルド・グラン・プレミオ決勝大会が開催されました。多くの応募者の中から書類審査を経て決勝大会に進んだのは(五十音順)、高橋 萌さん(インターコンチネンタル東京ベイ)、橋口 将輝さん(株式会社エーデルワイス)、細川 雅正さん(ザ・リッツ・カールトン大阪)、林 巨樹さん(オクシタニアル)、山田 貴典さん(パティスリー リッチフィールド)の5名となりました。

今回のテーマは「イタリア・ルネッサンス」。ルクサルド社のマラスキーノとアマレットを使った2種類のプチ・ガトーとピエスモンテを4時間という制限内で作り、美味しさ、洋酒と素材のバランス、表現力に合わせ、作業に対する評価もあり、総合得点で順位を決定します。
厳正なる審査にあたって頂いたのは、柳正司・審査委員長、永井紀之・審査副委員長をはじめ、日髙宣博・審査委員、鍋田幸宏・審査委員、森大祐・審査委員の五名です。柳審査委員長からは「味は良いと、感心しました。また25回という回を重ね、毎年作業の工夫が進化していて、味だけではない新しい感覚も芽生えている」と大会のレベルの向上がうかがえる言葉を頂きました。
弊社社長からは「25回の歴史を重ね、長く続いていることで業界の発展に貢献できることは大きな喜びです。」と挨拶がありました。

激戦の末、高橋 萌さん(インターコンチネンタル東京ベイ)が見事優勝を勝ち取られ、大会25年目の節目に初めて女性が頂点に立ちました。表彰式では賞状とイタリア招待の目録が手渡されました。「ずっと憧れていたコンクールで、4回目の挑戦でした。優勝できたのも、徳永シェフや後輩たちが毎晩遅くまでサポートしてくれたお陰です。今までの人生の中で一番うれしいです。」と語る高橋さん。
今回のテーマを掘り下げながらもうまく発想を切り替えたり、ディスプレイまで考えて一体化するなど、工夫を凝らしてきたとの事。何年にも渡る大会に向けた情熱が、見事今大会で実を結び、優秀という結果となりました。この後には、イタリアをはじめヨーロッパのパティシエが注目するSIGEP(国際冷菓製菓展示会)での実演、ルクサルド社からの金メダル授与、イタリア業界紙からの取材など、イタリアでの名誉あるイベントの数々が待っています。

過去の優勝作品