ルクサルド・グラン・プレミオ
LUXARDO GRAN PREMIO
このコンクールは社団法人日本洋菓子協会連合会と、“マラスキーノ”で有名なイタリアのリキュールメーカー ルクサルド社、日本輸入元のドーバー洋酒貿易株式会社が実施するもので、ルクサルド社製品を使用した作品を出品していただき、味覚、プレゼンテーション(芸術性)の審査をし、その優勝者をイタリア・リミニ市(RIMINI)で開催される シージェップ (SIGEP (SALONE INTERNAZIONALE DELLA GELATERIA, PASTICCERIA E PANIFICAZIONE ARTIGIANALI), 国際冷菓製菓展示会)にご招待するというものです。優勝者にはイタリア招待の中で、SIGEP会場視察や同会場のルクサルド社ブース内でのデモンストレーション、ゴールドメダル授与、更にルクサルド社の工場見学にもご招待されます。これによって、日本の若い製菓技術者にイタリアの文化とその芸術性に触れていただき、イタリアの洋菓子界との友好と親善を深めて、両国の洋菓子業界の発展に寄与していただこうというものです。 また、将来の優勝者も含め多くのパティシエのご希望により、弊社の東京、大阪の講習会場にて、日本洋菓子協会連合会の主催による「優勝作品発表会」を開催します。優勝作品のご披露と共に、大会にあたってのご苦労談や今後の挑戦者に向けたアドバイスなど、自由でオープンな交流の場になれば幸いです。
一般社団法人
日本洋菓子協会連合会 主催
第33回 ルクサルド・グラン・プレミオ
決勝大会
2026年9月9日、ドーバー洋酒貿易アネックスにおいて第33回ルクサルド・グラン・プレミオ決勝大会及び表彰式が開催されました。事前の書類審査を経て決勝大会に進んだのは(五十音順)、加藤 将弥さん(エーデルワイス)、佐藤 聖奈さん(ポムルージュ)、田尻 真志さん(マールブランシュ)、田中 秀磨さん(L’AVENUE)、南 悠斗さん(ザ・キャピトル東急ホテル)の5名となりました。
今回のテーマは「フィレンツェ探訪」。ルクサルド社の「オレンジ ドライ」と「杏仁 リキュール」を使った2種類のプティガトーと飴またはチョコレートのピエスモンテを4時間という制限内で作り、美味しさ、洋酒と素材のバランス、表現力に合わせ、作業に対する評価もあり、総合得点で順位を決定します。 厳正なる審査にあたって頂いたのは、永井紀之・審査委員長をはじめ、朝田晋平・副審査委員長、益田一亜輝・審査委員、鍋田幸宏・審査委員、浅見欣則・審査委員の5名です。永井審査委員長からは「普段とは異なる環境でも練習の成果を発揮し、最後まで作品を完成させたことを素晴らしく思います。悪天候による影響もありましたが、その環境の中でも最善を尽くす姿勢は、普段の仕事にも通じることだと思っています。お菓子についてはどれも美味しかったですが、全体的に少し複雑にしすぎている印象がありました。お酒はそれ自体で完成されたものだからこそ、何を表現したいのかを明確にし、お菓子をより美味しくするためにどう活かすかが重要です。ここに選ばれているだけでも素晴らしいことです。周りの仲間やお店の人たちに感謝して、この先も頑張ってほしいと思います。」との講評を頂きました。 弊社社長からは「最後の最後まで緊張感があり、タイムトライアルならではの醍醐味を感じました。コンクールが取り巻く環境が変化する中でも、これからも本大会を若手の登竜門として、そして業界の技術向上や発展につながる場として、末永く続けていきたいと思います。」と挨拶がありました。
激戦の末、佐藤 聖奈さん(ポムルージュ)が見事優勝を勝ち取られました。佐藤さんには賞状とイタリア招待の目録が贈られました。
「競技中はハプニングもありドキドキしましたが、最後までやりきれてよかったです。何度も練習に付き合ってもらったシェフと同期に感謝の気持ちでいっぱいです。」と語る佐藤さん。初めてのタイムトライアルということで緊張しながらも、これまで何度も練習してきたことを信じ、「やるからには優勝したい」という強い思いで見事優勝を勝ち取りました。作品については、ケーキのバランスや食感を評価されたと感じているそう。また、テーブルの使い方にも気を配り、綺麗な作業を心掛けたと振り返ります。今後は、国際的なコンクールへの挑戦や渡仏を目標に、さらなる技術の向上を目指していくと話しました。 この後には、イタリアをはじめヨーロッパのパティシエが注目するSIGEP(国際冷菓製菓展示会)での実演、ルクサルド社からの金メダル授与、イタリア業界紙からの取材など、イタリアでの名誉あるイベントの数々が待っています。過去の優勝作品
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