

イタリア建築史がテーマということで、20年ほど前にイタリアを訪れた際にも印象に残っていた「サン・ピエトロ大聖堂」をテーマにすることはすぐに決めました。
造形は立体・平面と試行錯誤しながら、さっぱりとしたラインを見せる形に落ち着きました。
プチガトーもドームのある建物をテーマに考え、最古のパンテオンと、パンテオンを参考に造られたとされるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂に決めたのです。ピエスのモチーフとした現在のサンピエトロ大聖堂もフィオーレと深い関わりがあるので、イタリアの建築史をたどるような作品にできたと思います。さらにピエスには筆などを配し、芸術と建築との結びつきも表現しました。